おきつね市うどん商店街

日々あった事や感じた事を書き留めるブログです。

歯の話

高校3年生の頃、なんとなく歯科医院に検査に行ったら虫歯が10本見つかった事を思い出し、(一気に全体の歯の半分近く虫歯になるのやべーだろ)高校卒業して以来3年ほど全く検査に行ってないしそろそろ行かなきゃいけないかなあと思いつつ、本音としてはめちゃくちゃ行きたくないので考えなかった事にして日々を過ごしていました。なんとなくたまに歯が痛くなる気がする事については必死に心の中で無かった事にしながら。

 

が、ここ最近になってついに無視できないレベルの痛さになってきました。冷たい水を口に含んだ時にめっちゃ痛い。知覚過敏は経験があるので明らかにそれとは違うのはわかる。だとしたら虫歯以外考えられないのでは?虫歯だとしたらこんなに痛いのはもうやばいレベルにまで来ているのでは?神経までいっちゃってて抜かなきゃいけないとかになったらどうしよう!怖い!

「このまま放置したら絶対ヤバい!!!!!!」

と、深夜のせいかめちゃくちゃ大げさに恐怖を感じました。とりあえず朝にならない事にはどうにもならないので寝ました。そして次の日の朝に寝起き直後で歯科医院を調べて電話して当日予約をして歯科医院に行きました。

 

グーグルマップでその場所を見てもなんだかパッとしない感じの建物で本当にここにあるんだよな…?と不安になりつつ目的地へ。ちゃんとありました。少々古そうな歯科医院が。すごくわがままなのですがやっぱり病院は綺麗な病院がいいじゃないですか。なので正直うわー古そう入りたくないと思いながら入りました。名前は出しませんがその歯科医院さんごめんなさい。

ですがいざ中に入ってみると印象は一変。白くて綺麗で素敵な医院でした。おそらくリフォームをしたんだと思います。

 

 私以外に待ってる人はいなかったのですぐに呼ばれて中へ。いくら綺麗で素敵な医院でもやっぱりあの歯科専用椅子に座るのは嫌だあ…座りたくねえ…という気持ちになります。

 

とりあえずビールみたいなノリでとりあえずレントゲン。撮り終わってモニターでレントゲンを写しながら先生のコメント

「レントゲンで見る限りは目立った虫歯は無いですね。」

えっ?虫歯無いの?こんなに痛いのに?

肝心の原因はというと、過去に虫歯で詰めたものが取れてさらに削れているせいで色んなものが沁みるようになっていたらしいです。なるほど。

でも普通に過ごしてて歯が削れるって何?どういうこと?と思っていたところ、姿勢に影響している可能性があると言われ私自身の写真をたくさん撮られました。こんな事ならもっと身なりを整えて来るんだったぜ。恥ずかしい。

そして撮っていただいた写真を見るとなんとびっくり、顔が左に傾いています。

自分では完全にまっすぐにしているつもりでしたが明らかに傾いているのです。そういえば証明写真や成人式の前撮りをした時も自分ではまっすぐにしているつもりでも「顔傾いてるよ!」とほぼ必ず言われていたのを思い出しました。そうか…本当に傾いていたのか…

左側で多く物を噛む、左に重心をかける、左側を向いて寝ている、左で頬杖をついているなど、完全に無意識で行なっていた癖が重なって左の奥歯に負担がかかり、歯が削れたというのです。癖とはかくも恐ろしい物なのか…私の場合は噛み締め癖もそれに追い打ちをかけていたと思います。

 

大きな虫歯は一本も無かった事については安心しましたが、無意識な癖というなかなか厄介な原因だったので驚きました。癖や姿勢についても指摘をしてくれる歯科医院は全国的にも少ないんだそうです。その先生に聞いた話でしかないので実際はどうなのかわかりませんが。

 

右だけで噛む時期があってもいいくらいだと先生に言われたので試しに右だけで噛むようにして食事をしたところ、顎がめちゃくちゃ疲れる。それだけ無意識に左ばっかりで噛んでいたんだなあ。

 

ところで歯科医院の事を歯医者って言うのってなんか子供っぽいのかなと思ってずっと歯科医院と書いていましたが実際は歯医者っていう方がしっくりきますよね。他の病院は皮膚科とか耳鼻科とか内科って言うのになんで歯医者は歯医者っていうのが1番しっくりくるんだろう。不思議。